ママ友トラブルはここで解決していってください!
子どもの幼稚園生活がはじまると、ママ友とのお付き合いもはじまります。ドラマやワイドショーでよく見るママ友トラブル、まさか自分に降りかかってくるとは…と誰もが思うはず。
程度の差はあっても、トラブルを経験したことのある人は半数近くいるそうです。
もしトラブルに巻き込まれてしまったら? なぜ?と原因を考えてみても、自分では分からないことも。この記事では、ママ友トラブルのよくある原因ベスト5をご紹介します。
目次
原因1.子ども同士のケンカやトラブル
解決方法:相手の親の立場にたって平謝りする、自分のときは必要以上に根に持たないこと
楽しく遊んでいる子どもたち、盛り上がりすぎてちょっと胸を突いただけで机の角に頭をゴッツンコ。よくありますよね。
やんちゃ盛りの子ども同士のケンカやトラブルは、避けられるものではありません。
それは仕方のないことですが、対応を間違えると、ママ友同士の大トラブルに発展することもあります。
幼稚園で起こったことなら、救急面もふくめて先生がなるべく穏便に対処してくれますが、おうちに遊びにいって起こることも多いですよね。
人間関係のことなら、なるべく親が介入しないほうが良いでしょうが、ケガをする可能性がある場合など、どうしても介入せざるを得ないこともあります。
そんなときには、相手の親御さんの気持ちに立って考えてみてください。
「これくらいで・・・」は通用しない
小さな怪我でも、わが子が痛がる姿、泣く姿を見たい親なんていませんよね。
子どもが傷つくのと同様に、親も心が傷つくのです。そして、あっという間に忘れて次の遊びに夢中になる子どもと違って、大人はいつまでも覚えているものです。
あなたのお子さんが、だれかに怪我をさせられたと想像してみてください。
どんな小さな怪我でも、きっとショックなはず。
そんなとき、相手の親が「それくらいの傷で」という態度でいたらどうですか?
ひかえめに言って、腹が立つに決まっていますよね。
だれの子どもであっても、傷つけてしまった場合には、自分の子どもに置き換えてみてください。
身を低くして謝りたい、その後のことも気遣おうという気持ちにならなければ、あなたはおそらく「他人事」としてとらえています。
怪我をさせてしまったら、平謝りしてください。
身を低くして謝る人に、きつく当たれる人はそうそういません。
「これくらい平気よ」は、当事者とその親だけに許される発言であることを、決して忘れないようにしましょう。
だれでも自分の子どもは悪くないと思いたい
逆にあなたのお子さんがほかの子どものせいで怪我をしてしまった場合もあるでしょう。
そんなとき、ちょっとした言動が怪我をさせた側のママを責めているように取られてしまったりすると、ママ友トラブルの原因になることがあります。
そんな理不尽な・・・と思いますよね。でも、よくあることなんです。そのときはちょっとした違和感であっても、のどにひっかかった魚の小骨のように、いつまでも不快感が長引くもの。
子ども同士のケンカが原因のトラブル、だれしも自分の子どもは悪くないと思いたいものです。
相手のママも申し訳ないとは思っていても、あなたがつい相手のお子さんを責めるような口調になってしまっては、「そこまで言わなくてもいいのに」と不満に思ってしまうのが人情というもの。
済んだことは済んだこととして、いつまでもグチグチ言わないこと。相手のお子さんも、わざとやったわけではないはずです(わざとやっている場合は、また話が別ですよ。相手のママにもやんわりと伝えた方がいいです)。
まずは相手の気持ちになって考え、自分のこどもに非があれば誠心誠意対応すること、子どもに対してもきちんと諭す姿勢を見せることが大切です。
そうした対応をしても、ほかの人に言いふらされたり、無視されるような場合は、
「そういう人なんだな」と割りきって、距離を取るのもひとつの方法です。
子どもにも影響があるような場合は、幼稚園の先生に相談して間に入ってもらいましょう。
原因2.空気を読まない行動
解決方法:相手の都合を考える。断る場合は理由をきちんと伝えて
裏技:勇気のある一匹オオカミママは、あえて空気を読まないのもアリ?
ランチ会や遊びのお誘いを断ったり、あまり参加しないことで、だんだんママ友が疎遠になってしまい、それがトラブルの原因になることもあります。
また、ランチ会や飲み会で、みんなが飲み放題・食べ放題のメニューにしているのに、自分と子どもだけ違うものを頼むとか、相手の都合を考えずに長電話をしたり、家に突然行ったりというような、空気を読まない行動はトラブルの原因になります。
・・・ばかばかしい、好きにすればいいじゃない!
そんなふうに思った方もいらっしゃるはず。
もちろん、それも正解です。管理人TK-Mamaはどちらかというと一匹狼タイプですので、すごーくよくわかります。
でも
別の記事(「幼稚園のママ友トラブルはこうして回避!女の嫉妬と依存に気をつけよ」)でも書いたように、幼稚園とは小さな箱庭のような存在です。
その小さな環境のなかで、みんなが同質であるべき(同じ行動をして、同じような価値観を持つ)と思い込む人がいるのも、また事実。
たとえ浮いたところで、子どもにさえ影響がなければそれでいいわ~と言い切れるならOKですが、みんなで仲良くしたいタイプのママなら、いわゆる「空気を読む」ことにも多少の注意をはらった方がよさそうですよ。
みんなが参加するランチ会を断わり続けると、だんだん遊びにも誘われなくなります。
断る時は「義母がくるから」など行けない理由をきちんと伝える、参加できるときはなるべく参加するなど、参加したい気持ちがあることを伝えるのが大切です。
相手の都合を考えずに長電話なんてもってのほかですね。
「親しき仲にも礼儀あり」の気持ちをもって、ささいなことでも親切に対してはきちんとお礼を伝える、自分より先に相手のことを考えるなど、大人として気配りある行動をしたいですね。
原因3.子育てに対する考え方の違い
解決方法:うちはうち、よそはよそ。他人の子育てには絶対に干渉しない!
わが家の常識が、ほかの家庭では非常識ということもあります。
子育てに対する考え方の違いがトラブルに発展するのは、大いにありうることです。
考え方というと大げさに聞こえるかもしれませんが、毎日の生活のいたるところに、保護者の価値観というのはあらわれるものです。
たとえば、こんなこと。
・おやつの内容(甘いものやスナック菓子を食べさせる?)
・しつけは厳しい?(靴をそろえるまで家には上がらせない!など)
・帰宅時間は?(降園後に公園などで遊ばせる?)
・何時ごろ寝かせているか(8時には就寝orパパに合わせて遅め?)
・同じお箸で食べさせないことを徹底させているか(ペットボトルの回し飲みなど言語道断)
会話の端々に、地雷が埋まっていると考えた方がよさそうですよね。
そういうところで、たとえ自分の子育てルールと違ったとしても、あくまでうちはうち、よそはよそ。
相手の家庭の子育てに口を出したり、自分の子育ての考え方を押し付けたりするのはタブーだと思ってください。間違いなくトラブルの原因になります。
逆に、自分が正しいと思っている子育てに、よく知りもしない人が口を出してきたら不快ですよね?(旦那や身内ですら不快な場合があるのに・笑)。
とにかく相手の考えを尊重する姿勢が必要です。
よくいっしょに遊ぶママ友とは、子どもたちが○○までしたらケンカを止めましょうね、など事前に話し合っておくと、トラブルにならずにすむことがあります。
もっといえば、極端に子育てについての考えが違うおうちとは、お付き合いも少しず減っていくものです。
原因4.SNSやうわさ話のトラブル
解決方法:とにかく悪口言わない、他人のうわさ話はしない!SNSは凶器と心得よ
裏技:そもそもSNSをやらないという選択
軽い気持ちで言ったママ友の愚痴が、悪口を言っていたと噂になり、トラブルになることもあります。
最近はLINEでのやり取りも増えています。文字のやりとりは、意図していたのとは違う意味で受け取られることもあるので、注意が必要です。
SNSにお友だちの子どもの写真を載せるのも、大きなトラブルの原因になります。
ほかの子が写っている写真はどこにも載せないのがベストですが、どうしても載せたい場合があるときは、かならず前もって許可をとりましょう。
SNSは怖いですよ。犬の散歩と違って、言葉にリードはついていません。どんどん独り歩きします。
内容を見た相手にどう取られるか、アップや送信をする前にもう一度確認する、などを心がけることでトラブルになる可能性をかなり減らせます。
むずかしいと感じるなら、あらかじめ「SNSあんまりやらないんだ~」などとはじめに言って、最低限の連絡以外はタッチしないようにすると、「そういう人」と片付けられてトラブルを避けられる場合もあります。
原因5.嫉妬の対象になってしまう
解決方法:自分にあった嬉しいことは話半分どころか話三割程度に
嫉妬がトラブルの原因になることもあります。
本人の意図しないところで嫉妬されてしまうこともあるので、なかなかむずかしい問題です。
あまりブランド品ばかり持たないとか、ご主人の仕事の話はしないとか、海外旅行にいっても言わない、ものすごいお金持ちの人は自宅にママ友は招待しないとか、SNSにアップする内容に注意するとか、嫉妬される可能性がある行動を避けるのも方法のひとつです。
はい、めんどくさいですね!(苦笑)
でも意図せず嫉妬されてしまい、トラブルになることは本当によくあるんです。
同じ地域で、同じ年齢の子どもを育てているママ友同士、生活のレベルや子どもの成績など、比較できてしまうことから嫉妬に発展するケースが多いようです。
自分には特別なことでなくても、相手にとっては嫉妬の対象になることもあります。そのことを認識しておくことがトラブルを避けることにもつながります。
まとめ
すでにトラブルに巻き込まれてしまった場合、自分に原因があれば、素直に謝罪をして、関係の改善を図ってみるのもひとつだと思います。
でも「とりあえず謝っとくか」という態度は完全に逆効果であることは覚えておきましょう。まさに子どもだましです。
相手のママにあっさり見抜かれて、よけいにトラブルが長引きますので、謝るなら謝る、ほかに原因があると思うならそのことについて率直に話をしてみましょう。
子どもを介したお付き合いなので、何でも話せる学生時代や職場のお友達とは、少し勝手が違うかもしれません。
もし、関係が改善しないようであれば、幼稚園に通う間のお付き合いと割り切って、距離を取って関わらないのも解決策です。
バス通園にして送迎の時間に顔を合わせないようにする、転園して環境を変えるという物理的な距離の取り方もあります。
一番大切なのは、子どもにとって良い環境であること。ママのストレスはきっと子どもにも伝わります。無理しすぎず解決できる方法を選びたいですね。
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