津久井幼稚園で週3の「ノーおかずデー」園児に必要な1日の野菜摂取量は?

ままごとの野菜
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TK-Mamaの幼稚園ニュースです。

毎日お弁当の幼稚園で、おかずなしの、おにぎりだけ弁当を持参させる「ノーおかずデー」を週3回実施しているという幼稚園の記事を読みました。

そこで、実際のところ幼稚園児に必要な1日の栄養って?と疑問に思ったので調べてみました。

記事の内容はこちら。

神奈川県横須賀市にある津久井幼稚園では、10年前から昼食を週に3回おにぎりにするという「ノーおかずデー」を実施。同幼稚園の園長によると、子どもたちも「ノーおにぎりデー」を楽しんでるようです。

以前お弁当を毎日持参してもらっていた頃は、嫌いな食べ物を泣いて嫌がる子どもや、わざと床に落として食べれなくする子どもまでいたのだとか。そのような現状や、「野菜が嫌いでも、他の食品で栄養を取れれば問題ない」「脂肪の取り過ぎによる肥満が問題」という管理栄養士の考えに共感したことから、津久井幼稚園では「ノーおかずデー」をスタート。この試みは、毎朝のお弁当作りから解放された親からも大好評となっています。

引用元:

https://news.walkerplus.com/article/116965/

たしかに親としては、週3でもお弁当の日におかずを作らなくていいのなら楽ですね。お弁当作りの時間というのは、8割がたおかずを作っているようなものですから。

記事を読むかぎり、この津久井幼稚園は給食なし・毎日お弁当持参の園のようですから、お弁当づくりにかかる保護者の負担はそうとうなものといっていいでしょう。

たとえばうちの子たちの園のように、週3回給食でバランスのよい昼食を出してもらえたり、毎日栄養に工夫をこらしたお弁当を食べてもらう方が栄養面では(おにぎりオンリーより)いいのでしょうが、そもそも野菜たっぷりのバランス弁当を園児は食べないよ!という話ですよね。

たいへんよくわかります。

ひるがえって、幼稚園児って1日どれくらいの野菜をとらないといけないの?と疑問に思いましたので調べてみました。

 

幼稚園児に必要な1日の野菜摂取量

厚生労働省が公表している「第6次日本人の栄養所要量の活用編」によると、幼稚園年代の幼児(3-5歳)に必要な野菜の摂取量は次のとおりです。

緑黄色野菜90 g
その他の野菜150 g
果実類150 g
いも類60 g
きのこ類5 g
海草類5 g

きのこ類も海草も野菜としてカウントされるんですね・・・! 知らなかった。

緑黄色野菜90gといえば、生のほうれん草でいえばざっと半束分くらいに当たりますから、幼児がこれをクリアするのはなかなか厳しそうです。

ポパイじゃあるまいし、毎日ほうれん草だけ食べてればいいわけでもありませんので、ほかの緑黄色野菜や淡色野菜(きゅうりやレタスとか)に加え、苦手な子も多いキノコ類までとらせるとなるとかなりハードルが上がりますね。

周りが畑だらけで、野菜しか食べるものがない環境でもなければ、現代っ子の園児にこれを毎日守ってもらうのは至難のわざといえるでしょう。

子どもが野菜をたっぷり食べてくれるのが理想ですが、そんなに上手くいきません。

 

何で野菜を食べさせないといけないのか

子どもは野菜を食べるべきなんでしょうか。
以前、こんな記事もありましたね。

毎食チキンナゲット! 幼少期から野菜果物を食べない「慢性チキンナゲット中毒」の少女が生命の危機

幼児のころから野菜をまったく食べなかった女の子が、ビタミン・カルシウム・ミネラル・鉄分などの極端な、しかも慢性的な不足が原因で具合が悪くなり病院に担ぎ込まれたという話。

日本で、長寿の県として高名な長野県だって、ほかの都道府県よりも野菜摂取量がはるかに多いことが知られています。

一方で、モンゴルの遊牧民やエスキモーは小さなころからほとんど野菜を食べなくても健康に暮らしていますし、イチローや内村航平も野菜を食べないことで有名です。

前述の病院に担ぎ込まれた女の子については、「野菜をまったく食べなかった」という要素よりも、おそらく「毎日フライドポテトとナゲットしか食べていなかった」という要素の方がマイナスになっていたのではないかと推察します。

津久井幼稚園の栄養士の方のおっしゃるように、野菜以外から栄養を摂取できていないという状態ですね。脂質・糖質ばかりとりすぎて、野菜をまったく食べないのは確かにまずいです。

でも逆に、ほかの食物から栄養を摂取できているのであれば、野菜に固執しなくても人間は健康を維持できますし、りっぱに成長もできるわけです。

たとえば、強い骨を作ったり、発育や知能の発達などの子どもの成長に必須のビタミンA(ニンジンなどの緑黄色野菜に多く含まれるβカロチンが体内でビタミンAに変化)も、卵やウナギ、レバーなんかに多く含まれています。

子どもの健康でいうと生活習慣の方がよほど影響が大きいと思っています。

保護者の生活習慣が幼児の食生活におよぼす影響(岐阜市立女子短期大学研究紀要63より)
http://www.gifu-cwc.ac.jp/tosyo/kiyo/63/zenbun63/Hogosya_Iwami.pdf

 

「子どもに無理やり野菜を食べさせなくても死にゃしない」という考え

私は親として、子どもにたくさん野菜を食べてもらいたいと思いますし、毎日それなりにメニューの努力もしていますが、それでも津久井幼稚園と栄養士さんの考えには賛同いたします。

週に3回、昼ごはんに野菜を含むおかずがない日がなくていいと思いますし、泣かせたり床にわざと落としたりする(笑)まで、たかだか野菜のために子どもを追いつめる必要はまったく感じません。

思い込みを一つひとつやめていけば、母親(父親)はもっと楽になれる

ただ、わが子には野菜は徐々に食べられるようになってほしい。「野菜はまったく食べなくてもいい」と放言したりする極端な価値観を持つ大人になってほしくもないですし。

しかし結論として、子どもに野菜を無理やり食べさせなくても死にゃしないですし、ほかのところで栄養がとれていればきちんと成長もします

TK-Mamaでした。

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