幼稚園の役員も様々な役職があり、それぞれ大変さが違いますが基本的に1年間、幼稚園のやっている時間帯に幼稚園へ足を運ぶ事となります。なので負担だなと思われるママさんは多いのではないかと思います。
でも、実際に幼稚園の役員をやったことのある人は割合として少数派。何をやっているのか、いまいちわからないという人も多いのではないでしょうか?
この記事では、幼稚園の役員さんの種類を難易度別に紹介し、向いている人のタイプを大公開しちゃいます。
目次
【難易度別】幼稚園役員のお仕事
まず大まかに、幼稚園の役員といえば覚えておいてほしい基本的ルールはこの2つ。
①一度役員をやってしまえば以後は免除される事がほとんどである
②年長さんになってからの役員が一番負担が大きい
なので、年長さんの役員をするのを絶対に断りたいママさんは、じつは年少さんの内に立候補しておくのがオススメなんですね。
年長さん時の役員は大変だからという理由だけではなく、入園したてのお子さんの様子を見れたり、早い内に先生などと仲良くなっておく事は今後幼稚園で何かあった時の為に役立ったりします。
面倒なことは否めないですが、早めに役員をやっておくのはメリットもけっこう大きかったりするんですよね。
では、さっそく役職別に難易度など見ていきましょう。
幼稚園の役員その1.【会長】
難易度★★★★★
全体をまとめたり、イベント時には代表として挨拶をしたり、とにかく人前に出たり、責任の重い仕事を任されたりする最高難易度の役員です。
幼稚園内での知名度は、どのママにも顔を知られているくらい抜群。相談などで頼られたり、みんなに挨拶されたりと、園内でボス的な扱いを受けます。
なお、年長組から選出されることがほとんどのもよう。
ズバリ、会長にはこんなママが向いている!
決断力があり、はっきりと自分の意見を発信できるリーダータイプの人。イベントの企画が向いている人。人脈が豊富で、友人が多い人。人にお願いしたりすることに抵抗がない人。
幼稚園の役員その2.【副会長】
難易度★★★★
年中組または年長組から選出されます。企画立案するのは会長でも、実際に現場指揮を取らされるのは副会長が多いです。
会長の補佐として、グループの調整役やコミュニケーションの中心になります。
イベントなどの現場で出ずっぱりになるので、体力的には会長より大変かもしれません。難易度は4としましたが、会長の性格によっては、とたんに難易度MAXに・・・。
ズバリ、副会長にはこんなママが向いている!
人当たりがよくて協調性があり、コミュケーションが得意な人。みんなの意見をとりまとめるのが上手な人。
幼稚園の役員その3.【卒業担当】
難易度★★★★★
こちらは卒園に関係する役職ですので、かならず年長組から選出されます。
卒園アルバムの作成、先生への謝恩会の企画運営、卒園式のお手伝いなど年末年始辺りから卒園までの短い間ではありますが、卒園アルバム制作という一大プロジェクトを抱えるため、影の最高難易度を誇る役職。
あっちこっちから盛大に「要望」という名のいちゃもんをつけられる、非常に損かつとても疲れる役職でもあります。
その分、自分たちのある程度好きなようにアルバムを作ることができるというメリットも。
ズバリ、卒業担当にはこんなママが向いている!
1つのプロジェクトにがっつりと関わりたい、イベンター気質の人。自分の子どもに最高の卒園式や卒業アルバムをプレゼントしたい人。また、アルバム制作などが得意な職人肌ママ。
幼稚園の役員その4.【会計】
難易度★★★~★★★★
お金と領収書の管理が意外と面倒なのが会計。
少しでも合わなければやり直したり、徴収するのが大変な人が居たり、銀行へ何度も足を運ぶのが億劫だったりする役員です。
エクセルなどの表計算ソフトで資料を作る必要もあります。
また、毎年の役員総会などではかならず会計報告の機会がありますので、その際には全クラスの保護者の前で発表を行わなくてはいけません。
ズバリ、会計にはこんなママが向いている!
お金の計算が得意な人。Excelなどの表計算ソフトの操作に慣れている人。PC作業が得意な人。
幼稚園の役員その5.【バザー委員】
難易度★★★~★★★★
1年を通して仕事があるわけではありませんが、バザーの期間前からの数ヶ月間は幼稚園に通いづめになる事が多い役職。
ママによる制作が必要なバザーでは、制作グッズの選定からボランティアメンバー募集まで複数のタスクをこなさなくてはいけません。
数日前からは会場準備に追われて、子どもの通園中や幼稚園が終わった時間でも準備に時間を取られます。
延長保育がむずかしい幼稚園や、預かってくれる人などサポートがない生活環境下ではむずかしい役職かもしれません。
ズバリ、バザー委員にはこんなママが向いている!
年の近いきょうだい児がおらず、比較的自由な時間がとれる人。制作をするケースが出てくるため、手芸やハンドクラフトなどの造詣がある人。イベント設営が得意な人。
幼稚園の役員その6.【書記】
難易度★★★
会議の議事録を作成する役員です。基本的にメモをとって後でまとめるだけの仕事ではあるのですが、総会などに向けて、パソコンでまとめてプリントしたものが大量に欲しいと要望があった際に面倒なことになります。
ズバリ、書記にはこんなママが向いている!
メモをとるのが苦でない人、Wordなどの文書作成ソフトの操作が得意な人。言った、言わないのトラブルが起こることも多々あるので、記憶力がよく冷静に他人に説明ができる人。役員をせざるをえないが、これまでに挙げた役職は絶対にやりたくない人(笑)
幼稚園の役員その7.【お祭り委員・運動会委員】
難易度★★
ほとんど前日から当日1日のみのお手伝いの仕事なので、割と気楽です。大変なのは他の方より早めに集まるという点のみです。幼稚園によって、お祭りがすべて保護者が企画立案するという園では難易度が上がります。
ズバリ、お祭り委員・運動会員にはこんなママが向いている!
小さなきょうだい児の世話や家族の介護などで、1年を通したお手伝いがむずかしいというママ。または、年少さんママなどで、ほかの役職を担当する前の肩慣らし。
まとめ
いかがですか? 会長は言うまでもなく、ほかの役職もなくてはならない重要な役どころといえます。とはいえ、家庭の事情などでなかなか都合がつかないのも、幼稚園保護者世代の特徴ですよね。
むずかしい側面ばかりではなく、うわべだけではないママ友ができやすいというメリットもあります。
また子どもの幼稚園に頻繁に訪れ、先生たちとも交流が持てることで、ほかの保護者よりも子どもの幼稚園ライフに直接的に関わることができます。
どの役員であっても、他のママさんとの付き合いや連絡などで気が重いこともあるでしょう。無理せずやれそうな早めの時期に楽そうな役員を先にやるのがベストですね。
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