幼稚園年少の壁 はじめてのケンカと感染症にかかりまくりの生活開始!

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幼稚園の年少さんの時期は、親子共に本当にさまざまな壁に打ち当たる事が多いです。

でも、比較的大きな壁は「はじめての社会生活」の壁

そして「これまでにないほど病気をもらってくる」壁だと思います。

これから年少さんになるお子さんをお持ちのママさん、年少さんのお子さんにどんな事があるのか予習しておく事で気持ちに余裕が出来るかもしれませんので、今から知っておいても損はありませんよ。

幼稚園の年少は社会生活の第一歩

社会生活というと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、これから毎日親と離れて一定時間は子ども同士で作られた社会に身を置くことになります。

教室という名前の社会のルールについてある程度大人である先生が教えますが、子ども同士で学んでいく事も多々あるのです。むしろ、そっちの方が多いでしょう。

この初めての社会生活でよくあるトラブルが「お子さん同士のケンカ」

大概の原因は子どもなりの「不満」です。

おもちゃを取られた
お友だちや先生を取られた
お友だちに叩かれた
イヤなことを言われた
とにかく自分の思い通りにいかない

などなど。

幼稚園はすでに社会の箱庭ですが、大人同様に、子どもだっていろんな気持ちを抱いて毎日をすごすものです。

かといって、心の中のそんな不満を大人のように上手く言葉にできずケンカになってしまいます。いいえ、ケンカというよりは、感情の爆発と言えるかもしれませんね。しかも相互の。

うちの年少の息子なんかを見るかぎり、お友だちとトラブルがあった時に本人の話を聞いていると瞬間湯沸かし器のように(笑)突発的に叩き合いをしたり、意地悪をされて泣かされた・逆に泣かせてしまったという話が多いです。その後はわりとけろっとしてます。

ケンカは独りでできないという格言もあるように、まだまだコミュニケーション能力が未発達な年少さんって、人間トラブルもそこからの回復もシンプルなことが多いです。だからケンカというよりはお互いの小爆発を繰り返す感じ。

子ども同士がきっかけの仲間はずれなんか、ホントに見たことありませんよ。そんな意識のある幼稚園生は。そういうことが起こる場合は、だいたいママさん同士の仲が悪いとかの親がらみです(苦笑)

逆に、年少さんの深刻なトラブルは幼稚園に行きたくないとか、親離れがまったくできないとか、そういった方向なのかもしれません。

【関連記事】
子どもが幼稚園に行きたくない4つの理由とおすすめの対処法

なおうちの娘の方は年長さんですが、やっぱりトラブルの種類も変わってきますし、落ち込み方も違う&長引く感じです。

解決しようにも「こじらせてるな~(苦笑)」と感じるややこしいケースが増えてきたなと感じます。

相手のことを視野に入れる比重が高まるというか。他人の目を気にするようになりますよね。

特に年少さんのころって、1.2.3月の早生まれの子と4月生まれの子とでは体格差など成長度合いが違うのでそういう理由でもトラブルをおこしがちなのも仕方ないのかもしれません。

物理的にも「したいのにできない」状態が一番強い時期なので、フラストレーションがたまりやすいのですね。

親の役割、それは話を聞いてあげること

お子さんがお友だちとケンカをして、お子さんに原因があった場合でも頭ごなしに怒らずに「何があったの?何がいやだった?」と原因を聞いてあげてください。

経験上、年少さんのときの親の役目って、ほぼこの「聞いてあげる」ことにつきると思います。

たいていの場合は、聞いてあげるだけで解決しちゃうんですよね。

叩かれたとか、輪に入れなかったとか、状況が変わったりはしないんですが、ママやパパが聞いてあげるだけで、子どもの気持ちが落ち着いてポジティブな方向に流れだすのを感じます。

もちろん、ひどい傷を負ったり、同じトラブルを繰り返すようであれば、幼稚園側との連携も必要になってきます。そんな場合でも、ひどい怪我を負わせてしまった場合を除いてケンカ相手の親御さんと直接交渉することはあまりオススメできません。

できるかぎり先生、つまり幼稚園サイドをトラブルに立ち会わせてください。

少々の傷を作って帰ってきても、先生は引き渡しのときに「誰々ちゃん(くん)がやった」なんて言いませんよね。そんなことになった場合の恐ろしさ・面倒くささを先生たちは熟知しているからです。

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こちらも「誰にやられたの?」なんて聞かないのが暗黙の了解です。

たいていの場合わざとじゃないのは明白ですし、子どももけろっとして忘れます。

わが子のことで親が直接しゃしゃり出ると、だいたいの場合、親同士の争いに発展しますので。

年少さんに入園するとさんざん身近で実感していくことになると思いますが、手負いのわが子を守ろうとする母親の力ってすごいのです。子どものことって、それくらい感情的でセンシティブになるものなのですよね。

でも、年少さんの時を問わず、幼稚園生活で死にものぐるいに母親が前面に出ることは、やっぱり精神的に健康的なことじゃないんだと思います。もちろん、子どもの精神面の話ですよ。

なにより親はトラブルがあった時、その現場にいたわけではありません。冷静にならないといけないのは、それが大きな理由でもあります。

幼稚園年少さんは、はじめての感染症のオンパレード

幼稚園に入園して年少さんになると必ず訪れるのが風邪、インフルエンザ、おたふく風邪、手足口病、りんご病、水ぼうそう、風疹などの感染性の病気です。プラス、突発性発疹とか。

基本的なこととして、年少さんはクラスの中でめっちゃお休みが多いです。

みんなポコポコといろんな病気にかかっていきますので、本当に毎日誰かが休んでいるような状態です。むしろ全員揃うことがあるの?と思うくらい。

はじめての集団生活の中で、体にまだ免疫のない病原菌が体内に入ると感染してしまいます。

なので、とにかく幼稚園から帰ったら「手洗いうがいをきちんとさせる」ことが超重要です。

年少さんは手の洗い方がまだ下手ですので、最初のころはちゃんとママが教えてあげてくださいね。

ママが手の洗わせ方わからない~!という場合は、下の記事に手洗い動画のリンクを張ってますのでぜひチェックしてみてください。

【関連記事】
幼稚園児の秋の感染症対策。正しい手洗いの方法を知っていますか?

基本、幼稚園帰りの子どもの手はばい菌・ウィルスの温床だと思ってください(笑)

また、病気を安易にもらってこないように、免疫力を高める生活をさせましょう。とくに早寝・早起きの睡眠時間は気をつけた方がいいです。

(でも、年少さんの最初の方は昼寝などの環境の変化が大きく、生活リズムが整わないこともまた当たり前ですので、ママが頑張るのもほどほどに!)

【関連記事】
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食事も健康的なものを心がけるだけで、免疫力がアップしていきます。納豆、かぼちゃ、ブロッコリー、ピーマン、人参、山芋、きのこ類、鶏肉、りんご、バナナ、ヨーグルトなどがオススメの食材です。

なるべく毎日続けるように食べて、常日頃から免疫力を高めておくと風邪をひきにくくなります。

風邪をひくと、弱った免疫力に漬け込んで他の病気にまでかかってしまうので、まずは風邪の予防をしっかりしましょう。

また、ご家族が外から菌を運んできたり、ご家族が風邪をひいた場合も家族内で感染してしまうので、ご家族も日常的に手洗いうがいと栄養睡眠をしっかり取って免疫力をしっかりつけておくと安心です。

あとは、インフルエンザの予防接種もきちんとされてくださいね。2017-2018シーズンはインフルエンザが大流行しそうな気配がすでにしています。

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まとめ

このように幼稚園に入園して年少さんになると「子どものケンカ(社会生活への順応課程)」と「感染症」この2つの壁がまず立ちはだかりますが、前者はお子さんの日々の成長で、後者はご家族の協力で乗り切っていけると思います。

ポイントをまとめますと、

1.とにかく子どもの話を聞く
2.親はあまり前面にしゃしゃり出ない
3.必要があれば幼稚園の先生と連携
4.手洗いうがい絶対
5.なるべく規則ただしい生活
6.インフルエンザ予防接種

こんな感じです。

色々思いつめずに「お、来たな、この壁」くらいの気持ちの余裕が出ると良いですね。

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