幼稚園の一時預かりを大解説! 内容・料金から卒園生の預かり保育まで

幼稚園と子ども
スポンサーリンク

ワーキングママもふえて、子育て支援の充実が求められるなか、幼稚園でも「預かり保育(一時預かり)」を実施するところが多くなっています。

これから入園する幼稚園に預かり制度がある場合、一体どんなものなのか、気になっている方も多いでしょう。

幼稚園によって内容は異なりますが、預かり保育の知っておきたいポイント【内容】【時間】【料金】【利用者】【先生】【卒園児の預かり保育】などについて、まとめてみました。

幼稚園の預かり保育はどんなもの?

待機児童対策としても注目されている幼稚園の「預かり保育」。ワーキングママの増加、核家族化の進行もあり、子育て支援の一環として広まっています。

平成26年度実施の文部科学省調査「幼児教育実態調査」によると、預かり保育を実施している幼稚園は公立で61%、私立では95%、合計でおよそ83%にもなります。

預かり保育の対象となるのは、主に幼稚園の在園児です(後述するように、幼稚園によっては卒園児も含みます)。

預かり保育が行われるのは平日の月曜日から金曜日までの毎日、幼稚園によっては、土曜日も実施しているところもあります。

夏休みなどの長期休業中の預かり保育も80%近い幼稚園で実施されていますが、春休みや冬休みをのぞく夏休みだけ実施するような園もありますので、事前に確認が必要です。

前述の統計によれば、全国の幼稚園で預かり保育を利用している子どもは1園につき1日(平日)の平均が18人ということです。けっして少ない数字ではありませんよね。

幼稚園の預かり保育の時間

預かり保育の開始時間は、通常登園前の午前7時くらいから、終了時間は降園後の午後6時くらいまでの幼稚園が多いです。午後6時以降も預かってくれる幼稚園は、全体の27%なので、少数派といえます。

逆に、17時、17時半など早めに一時保育を切り上げる幼稚園も少なくありません。保護者の予定にダイレクトに響いてくることですので、入園前のリサーチは欠かせません。

まだ幼稚園に慣れていない年少さんは、入園当初は預かり保育を行っていなかったり、預かり保育の時間が短かったりする場合もありますので、特にお仕事をされる予定の方はかならず事前に確認することをおすすめします。

幼稚園の預かり保育、保育内容は?

保育内容も、幼稚園によって異なりますが、保育時間のお遊びの延長で絵を描いたり、おもちゃで遊んだりする幼稚園や、体操やサッカーなどの運動、英語や絵画教室など、習い事と同じような内容を特色にしている幼稚園もあります。

なお、うちの子どもたちの幼稚園は、習字やピアノ教室までありますよ。いずれも、専任の先生が来て教えてくださいます。

英語教室などは、ヤマハやECCなどのキッズ教室の先生が来てくれるところも多いようです。場合によっては外で習い事をさせる必要がなくなって、しかも預かってもらえて一石二鳥となるかもしれません。

時間帯によっては預かり保育用のお部屋のTVでDVDを見せる場合もあります。

うちの子どもたちは、色んな人気キッズ映画を見られて喜んでいますが(ディズニーピクサーやジブリ作品)、TV・DVDは見せない派のご家庭であれば、事前にそういった確認が必要になるかもしれません。

幼稚園の預かり保育でお昼寝はさせてもらえる?

特に年少さんのうちは、まだまだお昼寝タイムが必要なお子さんも多いことかと思います。午後2時に降園になるとして、そこからのお預かりとなると、ちょうどお昼寝タイムに引っかかってしまいますよね。

預かり保育中に子どもが眠くなった場合、幼稚園は対応してくれるのでしょうか?

幼稚園にもよりますが、たとえばうちの子どもたちの幼稚園では、眠りたがる子どもが出た場合は、別室に設けてあるお昼寝ベッドでしばらく眠らせてくれます。同様の対応をしてくれる幼稚園も多いと聞きます。

お子さんを預かり保育に出したいけれど、お昼寝が心配・・・という場合は、こういった対応をしてくれるかどうか、幼稚園側に質問してみてくださいね。悪いようにはされないはずです。

幼稚園の預かり保育、どんな人が利用できる?

前述の文部科学省統計によれば、預かり保育の利用に条件がある幼稚園が全体の4割、条件はない幼稚園が6割で、どちらかといえば、だれでも利用できる幼稚園のほうが多いです。

私立の幼稚園にかぎれば、約7割の幼稚園で、だれでも利用できるようになっています。

条件がある場合の例としては、保護者の就労、兄弟の学校行事への参加、家族の介護、妊娠や出産、ボランティアなどの社会活動への参加などが条件になっています。定期的な利用のほか、一時的に利用することもできます。

幼稚園の預かり保育、どれくらいの料金がかかる?

預かり保育の料金は、幼稚園や預ける時間によっても異なります。

例えば1時間200~300円、1日単位で400円~1,000円、月単位で5,000円~15,000円くらいなど、幼稚園によってかなり差があります。

また夏休みなど、長期休みの間は保育時間も増えるので、料金も高くなる傾向があります。

支払い方法は「都度払い」や、頻繁に利用する場合は「月極」で支払う場合もあります。

また、自治体によっては預かり保育に補助金が出る場合がありますので、仕事をする予定で頻繁に預かり保育を利用する場合は確認しておきましょう。

ちなみに私が住んでいる市の場合は、主となる保育者(母親)が就労証明書を提出した場合のみ一ヶ月上限1万円で何日でもフル(始業前&午後)で預けることができます。

スポンサーリンク

幼稚園の預かり保育、正課とは違う先生が担当する?

正課の先生が担当すると幼稚園と、預かり保育専任の先生が担当する幼稚園が、半分ずつくらいです。正課の先生は、降園後も授業や行事の準備などがあるので、預かり保育まで担当するのは、負担が大きいというのが理由でしょう。

専任の先生がいる場合は、子どもにとっても、いろいろな先生に出会えるチャンスになりますからむしろメリット。

また前述したように、体操や英語、絵画など、特別なカリキュラムを組んでいる幼稚園は、預かり保育専任の先生プラス、各アクティビティの専任講師を外部に委託していることが多いです。

幼稚園で預かり保育は子どもがかわいそう?

子どもの様子にもよりますが、預かり保育でお友達や先生といっしょに過ごしながら、学ぶことや経験することもたくさんあるので、かわいそうとは言えないと思います。

むしろ、預かり保育は縦割りの保育(年少・年中・年長の合同保育)になりますので、子どもたちはクラスとは違う環境を楽しんでいるようです。

幼稚園帰りの公園などで、お友達と遊んだり、親同士の情報交換をすることもありますので、そこに参加しないデメリットはあるかもしれません。

でもそこは、ママやパパが何を優先するか、どう子育てしたいかという価値判断なので、周囲の目を気にすることはないと思います。

それにママがお仕事をしている子どもたちはかならず毎日午後まで顔を合わせますので、その子どもたちは特別仲が良くなることが多いですし、保護者同士も自然と「ああ、預かり保育でお世話になっている○○の母です」という感じで仲良くなっていきますよ。

ただ幼稚園によっては預かり保育の人数が少なくて、子どもが寂しい思いをすることがないとも言えません。そこは預かり保育の利用状況について、事前にリサーチしてみることをおすすめします。

卒園児を預かってくれる幼稚園もある

これは私も子どもが幼稚園に入園するまで知らなかったのですが、じつは、多くの幼稚園で預かり保育の時間に卒園生(卒園した小学生)を預かってくれます。これ、特に夏休みなどの長期休暇中は大変助かる親御さんが多いと思います。

うちの子たちの幼稚園でも、夏休みは大勢の小学生のお兄さん・お姉さんが預かり保育に来ていましたよ。女の子も男の子も先を争って小さな子どもたちの面倒を見てくれるので大助かりだと先生もおっしゃっていました。

また、小学生の子どもの姿を間近に見られることで、未来の自分の姿を思い描くことができて、子どもたちにもよい影響が出ているような気がします。

卒園生は小学校6年生までOKという幼稚園も、低学年までという幼稚園もあるようです。卒園生でも料金は同じところが多いもよう。一度チェックしてみてくださいね。

まとめ

ほとんどの幼稚園で実施されているようになってきた「預かり保育」。

幼稚園によって利用条件の有無や、利用料金、保育内容などに、かなり違いがあります。事前にポイントをリサーチしつつ、ママもお子さんもハッピーな幼稚園生活を送るために活用できるチャンスがあれば、検討してみてください。

参照:文部科学省「幼児教育実態調査」

幼稚園一時預かりのイメージ

東京都、幼稚園の一時預かりに補助500円アップ。2歳児向け補助も新設

2018年1月26日

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です