幼稚園では、毎年恒例の行事として、クリスマス会を開催するところが多いです。
私が知っているところでは、仏教系だけどクリスマス会はやるという開き直った幼稚園もあります(笑)
それくらい、子どもたちはクリスマスを楽しみにしているんですね。
入園して初めてのクリスマス会の場合、きっとクリスマスソングを歌ったり、絵本を読んだりするのだろう、と何となく想像できますが、具体的にはわからないこともありますよね。
また、子どもにはクリスマスを何の日だと説明すればいいのでしょう?
この記事では、幼稚園のクリスマス会と関連事項について紹介していきます。
目次
幼稚園のクリスマス会ってどんなことをするの?
子どもたちの大好きなクリスマス。幼稚園のクリスマス会では、お友達や先生といっしょに盛り上がれて、子どもにとっても、お家とはまた違ったわくわく感があるようです。
クリスマス会の内容は、幼稚園によってさまざまですが、クリスマスに関する絵本の読み聞かせ、クリスマスに関するクイズ、子どもたちの歌やダンス、ゲームやマジックなどを行う幼稚園が多いようです。
昔からある、紙で作った人形を棒に貼り付けて動かす人形劇「ペープサート」も最近人気を盛り返してきています。
↓ペープサートっていうのは、こんなのです
↓クリスマスのペープサートでは、こんなのを見つけました。
ここまで工夫できたらすごい・・・!
大盛り上がり間違いなしです。
当日は、幼稚園の先生方も、サンタやトナカイに変装したり、ダンスや歌の出し物などで、盛り上げてくれます。
幼稚園によっては、ママたちのサークルが、合唱や人形劇を披露したりして、さらに盛り上げてくれます。
なお、私も娘が年少さんの時のクリスマス会で、サンタさんもののペープサートにボランティア参加したことがあります。
準備は大変でしたが、やっぱり目の前で盛り上がってくれると嬉しいですね。
ペープサートは、今はキットも売っていますから手軽に保護者のボランティア活動に取り入れることができて助かります。
幼稚園のクリスマス会は、通常保育の範囲内?
通常保育の時間に、幼稚園内で開催するところが多いですが、なかには、ホールを貸し切って、盛大に開催する幼稚園もあるようです。
キリスト教の幼稚園では、クリスマスは特別な日ですので、週末のクリスマス礼拝と合わせて、開催するところもあります。
どの幼稚園でも、クリスマス会に向けて壁飾りや折り紙、ペープサートなど、いろんな飾りつけアイテムを工作します。
事前準備から子どもたちがクリスマスを楽しめるように工夫されているのですね。
幼稚園のクリスマス会、先生はサンタクロースの格好をする?
子どもたちの大好きなサンタクロース。多くの場合、クリスマス会の一番盛り上がっているタイミングで登場します。
男性の先生や、保護者や地域の人がボランティアでサンタクロースになることが多いです。
知っている人だと、子どもたちは良く見ているので、すぐに気づいてしまうそう!
そのため、サンタクロースはしゃべらないようにしたり、先生ではなく保護者の方にお願いするなど、子どもの夢をこわさないように工夫しているそうです。
サンタさんも大変ですね~(^^;)
幼稚園のクリスマス会、プレゼントはもらえる?
プレゼントは、みんなに同じものをサンタクロースが持ってきてくれたという前提で、もらえるパターンが多いです。
知育玩具や文房具、お菓子など、高価なものではありませんが、子どもたちが喜びそうなものがプレゼントに選ばれています。
たとえ百均のものでも、みんなでいっしょに開けるプレゼントなら、子どもは大喜びするものです。
クリスマスのプレゼントは幼稚園に持っていく?
小学校や町内会のクリスマス会のように、プレゼント交換用のプレゼントを自宅から持っていくという幼稚園は、あくまで私の周りの話ですが、これまで聞いたことがありません。
家庭によって負担の度合いも違いますし、管理の問題もありますので、そういったプレゼントを幼稚園に持っていくことは基本的に禁じられているところが多いようです。
幼稚園の保護者は、クリスマス会に参加できるの?
クリスマス会が幼稚園で実施される場合、それなりの園児数がいる幼稚園では、子どもたちと先生だけ、もしくは役員やボランティアの保護者のみ参加のところが多いです。
1学年に複数のクラスがある幼稚園では、日を分けてクリスマス会を開催する場合も。
少人数の幼稚園では、保護者も全員参加、さらに前述のペープサートなど、保護者の出し物が恒例になっているところもあります。
保護者が参加する大変さもあるようですが、子どもたちも一緒に楽しめるクリスマス会は、いい思い出になりますよ。
また、幼稚園の降園後、クラスのママたち主催で、自主的にクリスマス会を開催するのもよく聞く話。
その場合は、プレゼントの持参が前提になりそうな感じですね。
最後に・・・子どもにクリスマスを何と説明する?
1年を締めくくるビッグイベントのクリスマスですが、子どもたちは意外にクリスマスの起源を知りません!
何となく、クリスマスツリーを飾って、サンタさんがきてくれて、贈り物をもらえて、ケーキを食べて・・・みたいなイメージが先行していますよね。
それでもかまわないのですが、機会があればクリスマスの意味を子どもに説明してあげても、異文化への興味が高まってよい影響をもたらすでしょう。
「クリスマスって何の日?」への答え
クリスマスは、イエス・キリストっていう外国の神様が、神様の国から人間の世界にやってきた日なんだよ。
イエス・キリストは、困っている人たちや、悲しんでいる人たちをレスキューするために、人間の姿になってこの世界に生まれてきたんだよ。
だから、クリスマスはキリストのお誕生日なんだよ。
レスキューは微妙ですが(笑)うちではこのように子どもたちに説明しています。
たとえ信仰していなくても、世界中で大勢の人が敬虔に信じている宗教ですので、リスペクトを持って説明したいですね。
「サンタさんって誰?どこに住んでるの?」への答え
サンタさんの本当の名前は、サンタクロースといって、フィンランドという国に住んでいるんだよ。
サンタさんは神様のお友だちで、これまでたくさんの貧しい人や、困っている人を助けてきたよ。
子どもが大好きなサンタさんだから、○○ちゃん(くん)がいい子にしていたら、喜んでプレゼントをくれるんだよ。
サンタさん編。
いい子にして欲しいあまり、「○○しないとサンタさんがプレゼントくれないよ!」と脅すのはホドホドにしましょう。
子どもはサンタさんが大好きでプレゼントをそれは楽しみにしているので、そういう言い方をされると本当にショックを受けるのです(実話)。
まとめ
子どもたちが毎年楽しみにしているクリスマス。
幼稚園のみんなで盛り上がったクリスマス会も、きっと素敵な思い出になると思います。
保護者も参加できるかどうかは、幼稚園によってさまざまですが、サンタクロースを信じる子どもの素直な気持ちとワクワク感を共有しながら、クリスマス会を楽しめるように家庭でもサポートしてあげたいですね。
クリスマスの由来などもご家庭でおさらいしながら、あたたかなクリスマスをお過ごしください。
メリークリスマス!
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