幼稚園のウサギ死骸で見つかる 幼稚園に防犯セキュリティは存在しない?

幼稚園正門のオートロック
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TK-Mamaの幼稚園ニュースです。

とても悲しい、衝撃的なニュースを見てしまいました…。

幼稚園から盗まれたウサギ 死骸で見つかる
02/28 FNNニュース

神奈川・横浜市の2カ所の幼稚園から1月、飼っていたウサギ3匹が盗まれ、その後、ウサギとみられる切り刻まれるなどした死骸が見つかっていたことがわかった。
調べによると1月17日、横浜市港北区の幼稚園で、飼育されていたウサギ1匹がいなくなった。
1月25日には、近くの幼稚園からウサギ2匹が盗まれ、周辺の防犯カメラには、不審な人物がウサギを持ち去る様子が映っていたという。
その後、区内の2カ所の公園で、切り刻まれるなどしたウサギとみられる死骸が1匹ずつ見つかっていて、警察は、窃盗と動物愛護法違反の疑いで捜査している。

出典:https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00385914.html

幼稚園では情操教育のために、ウサギやハムスター、リスなどの小動物を飼うことがよくあります。

子どもたちが毎日自分で世話をして、お友だちのように可愛がっているウサギ。

そのウサギが、何者かの手によって盗まれて、しかも亡骸で見つかってしまいました。

どうしてこんな酷いことができるんでしょう。子どもたちはどんなに悲しむことでしょう…。そして先生や保護者の方は子どもたちにどうやって説明しているのか。

色々考えるところはあるのですが、このニュースでTK-Mamaが一番気になったのは、幼稚園のセキュリティ(警備)システムについてです。

池田小事件以降、小学校では警備体制が以前とは大きく変わったとされていますが、幼稚園のセキュリティシステムについて私たち保護者はあまり知りません。

この記事では、子どもたちと私たち保護者にとって非常に大事なこと、幼稚園のセキュリティ問題について調べてみました。

幼稚園側のセキュリティ対策は?

私の子どもたちが通う幼稚園(首都圏・私立)には警備員はいません。正門と園庭が近いので、門付近には常に先生の誰かがいらっしゃるし、不審者が入ってきたらすぐに気がつくとは思います。

でも、保護者が忘れ物を届けに幼稚園に来ることもありますので、不審者が先生を騙して入ろうと思ったら正直簡単だと思います…。

防犯カメラはついているとはいえ、防犯カメラってどういう時に使うのか?といえば、事件が起こってからなんですよね。

幼稚園が現況行っているセキュリティ対策は次のようなものが多いかと思われます。

保護者・送迎者の顔写真の提出

幼稚園では願書を提出する時に、園児と保護者のスナップ写真を同時提出させる園がほとんどです。

入園前に園児本人を確認するのはもちろんですが、保護者の写真を添付することで、送迎時のセキュリティチェックを兼ねている場合があります。

送迎時に写真で確認した保護者以外には園児は引き渡さないという方針をとっている幼稚園も多いです。

万年筆の画像

幼稚園の願書の書き方を徹底解説!【実際の願書見本・記入例つき】

2017年8月20日

IDカードの配布(お迎えカード)

前述した保護者の顔写真をIDカードに利用する場合もあります。

その場合は、「送迎時に顔写真つきIDを提示しなくてはいけない」等のルールが作られているようです。

企業等と違って、IDカードを「ピッ」とタッチしてはじめて入館できるという幼稚園はかなりの少数派。

設置費用もたくさんかかりますし、まったく新しい運用が職員の負担になるかもしれませんが、そこまでやってくれると、保護者としては安心ですよね。

最近では、何と、SuicaやPASMOをID登録して来園カードとして利用できるサービスまであるんですよ~

うちの幼稚園でもやってくれないかな。

玄関(門)がオートロックになっている

送迎時以外は、訪問者は正門のインターホンを鳴らして、中の職員がモニターで来訪者の顔と名前を確認し、適切な場合は内側から解錠するというのがオートロックの仕組みです。

オートロック機能を備えた正門のある幼稚園は多いと思います。

正しく運用されているか?というと、疑問に思います。

うちの子どもたちの幼稚園でも、一応オートロック機能は正門についているのですが、はっきり言って先生の一存で解錠されている時間がかなりあります。

出入りの多い時間帯の煩雑さを避けるためかもしれませんが、いくら正門をオートロックにしていてもこういった人的ミス、ヒューマンエラーが結構見られるのは確かです。

警備員が常駐している

かなりまれですが、一部の公立幼稚園や、一部の私立幼稚園では警備員が常駐、または送迎時のみ在駐している場合もあります。

警備員は正門のところに配置されます。

常駐ではなく、送迎時のみ警備員が配置される場合は、車止めや自転車駐輪などが原因でご近所からクレームが入らないよう、適切な誘導をする目的も兼ねていることがあります。

常駐している場合は、園内を巡回してくれる場合もあるそうです。

実際に、不審者を目視でチェックして監視してくれますので、警備員さんがいてくれるとセキュリティはかなり強力になるといえるでしょう。

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また、水際で侵入者を防ぐばかりではなく、不審者があらわれた際の対応をしてくれるという点でも安心ですね。幼稚園は女性職員が多いですし。

民間警備会社のセキュリティシステムを利用

セコムなどの総合セキュリティ会社だけでなく、幼稚園などの教育施設専門の民間セキュリティ会社も複数存在します。

赤外線センサーや集音装置、監視カメラ、非常ボタンなどを複合的に使って幼稚園を侵入者から守ってくれるという防犯パッケージを提供しているようです。

通常は「遠隔監視」が基本のもよう。つまり、幼稚園に常駐・在駐するというよりは、監視カメラなどを24時間リモート監視してくれるというわけです。

(24時間!?と思われるかもしれませんが、幼稚園は意外に窃盗犯に狙われやすいのだとか。全般的に警備が薄く、防犯意識も低いので窃盗犯にとっては非常に侵入しやすいそうです)

警備員を雇うよりはコストを抑えられますので、こういった民間警備会社のセキュリティサービスを利用している幼稚園も少なくないかと思われます。

防犯カメラの設置(正門・教室)

全国の多くの幼稚園で防犯カメラが設置されています。

上述した民間セキュリティ会社と連携している場合もありますが、幼稚園が独自で防犯カメラを設置しているケースも多いでしょう。

複数箇所のリアルタイム監視、録画、再生が可能な高性能防犯カメラが市場に多く出回っています。

適正に運用さえできれば、かなりのセキュリティ効果を上げることができるのではないでしょうか。

正門・園庭・教室内など、複数カメラを設置している場合もあれば、正門のみに設置している場合もあります。

後述しますが、近年は室内の防犯カメラの導入も急がれている状況です。

インターネットカメラの設置(教室)

前述した防犯カメラと範囲は被りますが、一部私立幼稚園でリアルタイム・インターネットカメラが導入されているケースが見られます。

こちらは教室内に設置されていることがほとんど。

通常の防犯カメラと違うところは、主に防犯目的ではなく、普段教室内のようすを直接見ることができない保護者のために、常時ネットから子どもの姿をチェックできるというサービスです。

元々、保護者が子どもと離れている時間が長い保育園向けに多かったサービスですが、一部の私立幼稚園では保護者向けサービスの一環として取り入れられているようです。

教育現場で親が子どもを監視することが良いか悪いかは別として、後に述べるような職員による虐待への大きな歯止めにはなるかと思われます。

幼稚園の防犯セキュリティは内部犯行対策にも必須

非常に残念なことに、幼稚園の防犯・セキュリティ対策が必要なのは外部侵入者に対してだけではありません。

2017年の暮れにこんな痛ましいニュースがありました。

勤務先の園児叩く 幼稚園の41歳女性教諭逮捕 「しつけのつもりだった」
2017/12/30 産経新聞

勤務先の幼稚園に通う男児(2)を暴行しけがをさせたとして、兵庫県警尼崎南署は30日、傷害の疑いで、兵庫県尼崎市の「めぐみ幼稚園」教諭、岡田恵美子容疑者(41)を逮捕した。「けがをさせたことに間違いない。しつけのためだった」と容疑を認めている。

逮捕容疑は、27日午前9時20分ごろから1時間45分にわたり、園内の教室で男児の体を揺さぶったり両ほほを平手で殴るなどし、内出血による全治約2週間のけがをさせたとしている。

同署によると、岡田容疑者は男児が在籍する2歳児クラスの担任だった。

出典:http://www.sankei.com/west/news/171230/wst1712300031-n1.html

この恐るべき虐待は、教室内に設置されていた防犯カメラによって明らかになりました。

防犯カメラがもしなかったら…と考えると本当に怖くてたまりません。外からの侵入者は防げても、職員やスタッフにこのような暴挙に出られると保護者はお手上げです。

それにしても、容疑者は防犯カメラの存在を知らなかったのか。それとも、自己申告している通り、「しつけ」と信じているから少しも悪びれなかったのでしょうか…。

とても残念なことですが、防犯セキュリティ対策をする相手は、外部の侵入者だけとは限らないのです。

まとめ

幼稚園の防犯セキュリティ対策として、以下が主に利用されていることがわかりました。

保護者・送迎者の顔写真の提出
IDカードの配布(お迎えカード)
正門のオートロック
警備員が常駐している
民間警備会社のセキュリティシステムを利用
防犯カメラの設置(正門・教室)
インターネットカメラの設置(教室)

でもこれらのうち複数の対策を行っている幼稚園は多くはありません。

さらに、せっかくの防犯対策があっても、ずさんな運用をされている場合も多いようですし、マニュアルが不十分であることも否めません。

事件を未然に防ぐセキュリティは、多くの幼稚園で十分に整備されているとはいえないのではないでしょうか。

たとえばこれが銀行だと民間警備会社に委託してセキュリティはバッチリですよね。だってそこにお金があるから。

一方で幼稚園のセキュリティは現状ザルに等しい。

幼稚園に通う子どもたちはお金より価値が低い? そんなわけはありませんよね。

幼稚園や行政を動かす方法は2つあります。1つは、池田小のように重大事件が起こって世論が動くこと。もう1つは、保護者が声を上げることです。

当たり前のことですが、前者のように重大事件が起こってからというのは論外ですよね。

今回のニュースで、お子さんがお通いの幼稚園のセキュリティが気になったママ・パパはぜひ幼稚園に問い合わせてみてください。私も今度問い合わせてみます。

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