幼稚園のPTAは強制加入&強制徴収!? 知っておきたいPTAの基礎知識

会議するママたち
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こんにちは、TK-Mamaの幼稚園ニュースです。

最近は小学校のPTAに関して賛否両論が巻き起こっていますよね(ほとんどが「否」ですが)。

PTAとは、Parent-Teacher-Association(ペアレント-ティーチャー-アソシエーション)の略語ですが、PTAがアメリカから輸入された戦後~高度成長期時代の「ペアレント」のあり方と、現代の「共働きペアレント」のあり方に大いに違いがあるというのが、その「否」の主な理由です。

いま激論になっているのは一番負荷のかかる小学校のPTAかと思われます。

でも、われらが幼稚園にも、もちろんPTAはあります。

先日、幼稚園のPTAに関する、こんな記事を見かけました。

幼稚園の父母の会は「自動入会なのにブラックボックス」保護者が批判、提訴も視野に…東京・中野

任意加入団体である幼稚園の「父母の会」のあり方をめぐって、ひとりの保護者が問題提起を続けている。舞台は、東京都中野区にある私立幼稚園。「子どもが差別的な対応を受けたら裁判を起こす」と民事訴訟を提起することも視野に入れる。

この保護者は30代の女性。双子の男の子を通わせていて、4月からは年長クラス。子どもにとって慣れ親しんだ環境であることを踏まえ、卒園まで通わせる予定だ。ただ、父母の会には入園と同時に「自動入会」という扱いをされ、父母の会の運営に意見を反映する機会がなく、知らないうちに役員が選ばれ、物事が決まる様子に従来から疑問を抱いていたという。会費の使われ方にも納得がいかない。

出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180403-00007655-bengocom-soci

記事では、この親御さんが何と、幼稚園のPTAに問題があるという「ビラ」を自前で作成して、入園説明会の前に入園希望保護者に配ろうとしたとしたことが紹介されています。

すごすぎますね!!

この記事では、幼稚園のPTAについての基本的な知識のご紹介と、そもそもそれが強制加入かどうか?ということについて検証してみたいと思います。

幼稚園のPTAはどんな存在?

幼稚園にもPTAはありますが、あえてPTAとは呼ばれていないことが多いようです。

幼稚園のPTAには別の名前がついている

公立の幼稚園ではそのままPTAと呼ばれる場合もあるようですが、8割近くの幼稚園があてはまる私立幼稚園の場合は、別の名称で呼ばれているケースがよく見られます。

父母会
母の会
保護者会
○○会(幼稚園の象徴などが入ったりする。例:しらゆり会など)

こんな風に、幼稚園のPTAは、父母会や保護者会といった名称で呼ばれることが多いのですよね。

ちなみにわが子たち(年中、元年長)の幼稚園では、いまだに「母の会」系の古くさ~い名前がついています^^;

パパもウェルカムですとうたいながら、総会などで男性の姿はいまだに一度も見たことがありませんが…。

「かならずしもPTAと呼ばれるわけではない」「このご時世にあきらかに母親が主体ですよという名称がついている」など、そういったポイントでも、話題になっている小学校のPTAとは少し雰囲気が違うのが幼稚園のPTAなんですね。

幼稚園のPTAにも役員ぎめはある?

毎年入学時期になると悲喜こもごもの大騒動を巻き起こす、PTAの役員ぎめ。幼稚園でも、入園・進級の春はPTA役員ぎめの季節でもあります。

幼稚園のPTAも、小学校以上のPTAと役員や委員会の内容はほとんど変わりません。PTA会長がいて、副会長がいて、書記がいて、会計がいて、各種委員会があって…という感じですね。

幼稚園の役員の種類・仕事について詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。

PTAのネームタグ

幼稚園の役員って大変? それぞれの役職を難易度別に大紹介!

2017年10月24日

ですが幼児教育という幼稚園の性質上、PTA以外の保護者を動員するイベント(行事)は学校よりも多いのが特徴です。また、幼稚園には集団登校などがありませんので、登校見守り担当などの業務も発生しません。

小学校のPTAと違ってイベントが多いということは、その分多くの仕事があるということです。小学校でも、夏祭りなどの行事は保護者がメインになって屋台なんかを出したりしますよね。あれが毎シーズンごとにあるという感じでしょうか。

バザーに力を入れている幼稚園などは、手作り品を提出することを求められる(半強制)といったこともあり、保護者(というより母親)の負担が非常に大きいです。もちろん、それを率先して行っていく役員さん、PTAの役割、負荷もかなり大きなものとなっています。

幼稚園では、いまだに時間に比較的余裕のある専業主婦家庭が主流とはいえ、だれもがPTAに入ってバリバリ活動したいわけではありませんよね。

なので、役員ぎめの季節はみんなもれなくドキドキしています(笑)

うちの幼稚園では、立候補やくじ引きではなく、事前に推薦という形で園長先生の方からご依頼をいただくことになっているのですが、「電話きませんように……」とお祈りしている保護者は多いはず!!

(私は息子の代ではまだですが、先に入園したお姉ちゃんが年長さんの時に役員をやりました)

どんな人が幼稚園のPTAの役員にあたりやすい?

それぞれの幼稚園で、役員さんの決め方はがらりと変わってくると思いますので一概には言えないのですが……。

TK-Mamaの周りで見聞きするかぎり、はっきりと「役員にあたりやすい(頼まれやすい)」パターンというのは存在します。

それはずばり、「第一子がすでに同じ幼稚園を卒園していて、第二子が新しく入園した」年少さんの保護者。

このパターンはすごく多いです。毎年の役員さんの、半分くらいはそういった保護者で占められているくらいですね。

実際問題、特に年少さんのPTA役員は、はじめて子どもを幼稚園に送る保護者だと右も左もわからない状態になってしまいますので、すでに同じ園で3年間の経験を積んだ保護者に任せるのは道理にかなっています。

役員さんの方も、あたりやすい事実を知っていますので、最初から覚悟をきめて(笑)いる方が多いようですね。

毎年、そういうパターンで役員に就任した方の就任ご挨拶で、

「上の子もお世話になりましたので、今年はご恩返しと思って……」

というコメントが、決まり文句のように聞かれます。

じつはTK-Mamaも今年度はいわばそういう年(娘卒園で息子が年中)にあてはまるので少しドキドキしていたのですが、去年、娘が年長さんの時に役員をやっていたので免れたようです。

これも大きなポイントですが、一度役員をやると、あとはほとんどスルーできるのがPTA役員ぎめの特徴でもあります。

幼稚園のPTAは強制入会の強制徴収か?

さて、幼稚園のPTAの概要をひととおり解説したところで、本題に入りましょう。

いわゆる母の会などと呼ばれる幼稚園のPTAは強制入会なのでしょうか? その会費も、了承もしていないのに勝手に徴収されてしまうのでしょうか?

結論からいいますと、答えはYESです。

私はがっつり幼稚園のPTAに入り、会費も毎月払い、役員までやりましたが、「PTA入りますか?」とはただの一度も聞かれたことがありません。

ですが、会費納入用の封筒が入園時にすでに書類セット一式に入っていますし、入会を了承してもいないのに総会のお知らせや欠席する際の委任状がお便り帳にはさまれています。

これまで、周りで幼稚園PTAを退会した人の話は聞いたこともありませんし、そもそも入会してもいないものから退会することが可能かどうかなのすらわかりません(汗)

お便り帳にお知らせが挟まれていることからして、PTAの名のごとく幼稚園の園長・先生方がこのシステムを当たり前のものとしてとらえていることが伺えます。

これらすべてのことを踏まえて、世間ではこういうのを「強制入会」というのだと思います。。

入園説明会でビラを配るのはさすがに行き過ぎ感がありますが、引用記事にあった保護者が、このご時世に疑問をおぼえるのも無理はありません。

でも、私をふくめ、幼稚園では「母の会反対!PTA反対!」なんて言っている人なんて聞いたことないです。

それはどうしてなのか、少し考えてみたいと思います。

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実質強制入会なのに反対者が少ない理由と、それが変わりつつある理由

小学校のPTAは非難ごうごうで、幼稚園のPTAがほぼ完全にスルーされている理由は簡単です。

先に述べた通り、幼稚園はいまだに、母親が専業主婦という家庭が主流。もちろん、下の子が未就園児であったり、出産間近、産後しばらくなど、PTA活動に関わることは無理という保護者もいるので、みんながみんな、時間に余裕があるとは限りません。

でも、地域のいろんな家庭が集まってくる小学校などに比べると、圧倒的に時間にゆとりのあるママが多いのですよね。

共働きのママは、可能であるなら第一選択肢として保育園や認定子ども園を選びますので、幼稚園には必然的に専業主婦家庭が多くなるのです(あとに述べますが、この潮流は変わりつつあります)。

時間にゆとりがある。子どものボランティアに割ける時間も必然的に多い。

主流層に時間のゆとりがあるので、事情があってPTAにどうしても参加できない保護者にも寛容になり、小学校にくらべるとトラブルやボイコットも起きにくいというわけです。代わりはいくらでもいますからね。

(とはいっても、別種のトラブルはいつでも発生します。そしてわりと深刻。知りたい方は以下のリンクをクリック!)

猫同士の喧嘩

幼稚園の役員トラブル実例まとめ ママたちの仁義なき戦い、ファイッ!

2017年9月10日

まとめ~変わりつつある幼稚園のPTA

最後に、少しずつ変わってきているPTAの姿について少しお話したいと思います。

子どもを幼稚園に通わせるのは専業主婦家庭が主流だと何度も書いてきましたが、この潮流は少しずつ変わりつつあります。

保育園の待機児童問題により、保育園に入れない現象が多々発生していますよね。そこで、思い切って幼稚園に入れてしまおうという家庭が増えてきているのです。

行政の方針、国の策定により、幼稚園でもあずかり保育枠が充実してきて、いまや18時近くまで子どもを預かってもらえる幼稚園が増加しています。そのため、共働きの保護者でも、会社の協力や時間のやりくりによっては何とか幼稚園に子どもを通わせることができるようになってきたのです。

うちの子の幼稚園でも、17時まで預かり保育を長期休暇問わず平日に行っていますので、園のお友だちでも共働きのママはけっこういます。そして、娘の代とくらべて、息子の代では共働き両親の数が増えているんですね。

それでなくても、認定こども園の出現によって、認定こども園に移行しない幼稚園は他の幼児教育機関との差別化にせまられています。うちの幼稚園でも、満3歳児クラスとプレ入園に加えて、月数回の1歳児の遊びクラスなども検討しているようです。

通常の幼児教育だけではなく、付加価値のある、働く保護者にフレンドリーな場としての幼稚園が求められているのですね。

幼稚園の保護者のあり方が多様化すれば、もちろん、これまで平穏・無風状態だった幼稚園のPTAにもかならず変化が訪れることでしょう。

今回の記事を見て、私は潮の流れが少しずつ変わってきたのを肌で感じました。少し前までは、こんなことをすれば、頭がおかしい人と思われたことでしょう。いまでも受け入れにはほど遠いでしょうが、小学校のPTAがこれほど問題になっている現在では頭がおかしいとは少なくとも思われないのではないかと思います。

まだ主流にはほど遠いですが、記事に出てくるママのような保護者が少しずつ増えてくるのかもしれません。

TK-Mamaは、親が子どもの教育や活動にボランティアとしてたずさわるのは、大なり小なり当たり前だと思っていますので、幼稚園のPTAを排除すべきとは思いません。

でも母親一辺倒のあり方や、負担の加減などは今後変わっていくのかな~と思いました。

みなさんはどう思われますか?

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